[No.304] 2008/06/05 (Thu) 23:58
小説 -- 四畳半神話大系
![]() | 四畳半神話大系 (角川文庫 も 19-1) (2008/03/25) 森見 登美彦 商品詳細を見る |
ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる
満足度:★★★★☆
ハードカバーの表紙は「もちぐま」か!!
私も「ふわふわ戦隊モチグマン」( ゚д゚)ホスィ…
森見作品が好きだというと、周りから「意外だ!」と言われるとことが多いのデス。
不本意だ不本意!私が猟奇的な事件ばっかり追っかけてると思ったら大間違いなんじゃッ!!
中身は純情ロマンチストだからね私。ホントホント。

並行世界ものの面白いとこってのは、どんなに可能性が無限だとしても結局たどれれる道は一つだけというとこだと思う。
それぞれの道にはそれなりに不満もあれどど楽しいこともいっぱいあって、そしてそれはそこでしか体験できないものなんだよなって。そう考えるとやっぱ自分の「今」を楽しまないと損だって気持ちになるねェ。
第一話の「四畳半恋ノ邪魔者」と、全体ネタ晴らしともいえる最終話「八十日間四畳半一周」が面白かった。
森見作品だと永遠に続く四畳半世界もすんなり受け入れられるわ。
このリアルとファンタジーの間をほわほわしてる感じがいいんだな。
私は『夜も短し〜』から入ったクチなので、また樋口師匠と羽貫さんにあえて懐かしさを感じた。
四畳半神話のほうが先にかかれてるんだよね。
この二人、以前からおなじみのキャラクターだったのか。
それにしても小津はホントいいキャラしてるわ。
最終話だけ主人公と小津のラストのやりとりが逆転してるのもまたいいね。
このおかげで前話までの小津の「僕なりの愛ですわい」に深みがでてる気がする。
なんだかんだで仲がいいあいつらは羨ましくもあるよ。
『四畳半神話大系』読んだら、無性に『海底二万海里』読みたくなった。
これはそういう小説。


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